コラム

思いは言葉に。

unityで始める2Dゲーム作り徹底ガイドを読んでみて

おはようございます。

先週購入したunity書籍を大体理解したのでレビューしたいと思います。

購入した本はこちらです。

 

 

巷に溢れているunity本は「簡単なサンプルゲームを5~6個ほど作って理解しよう!」というコンセプトで作られた本が多いのですが、

本書は「一つのゲームをとことん掘り下げて理解しよう!」という方針に基づいて作られています。

unity2Dに関してはこの本が理論的な部分(ユーザー体験や計算部分など)が一番詳しく書かれていて、書いているコードもコメント等豊富で見やすいです。

また完成版ゲームがストアで無料でインストール可能なので、実際にプレイしてみてから購入を検討してみてもいいでしょう。

アプリ名は「NinjaSlasherX」です。

 

 

「注意点」

  • unityを触ったことのない人には完全に不向き。
  • unityのバージョンが4.6なので最新版unityで作るとC#スクリプトの差異によるエラーが多発。
  • 同じく最新版unityではunity上のメニューの位置なども異なる。
  • C#についての説明は一切ないので、C#Java等の経験者向け、または過去に何らかの方法でゲームを作ったことのある人向け。

 

 

まず本書を購入したらunity4.6バージョンも最新版とは別にインストールすることをおすすめします。(私はインストールしました。)

学ぶ観点からはわざわざ機能肥大の最新版を使う必要もないですからね。

 

もちろん最新版unityでも本書を進めながら作ることの可能です。

その場合ゲームオブジェクトのパラメーター変更やシーン遷移等のC#文法が若干変わっていますので、注意してください。

例として、

-----------------------unity4.6の画面遷移---------------------------Application.LoadLevel(Application.LoadedLevelName);

------------------------------------------------------------------------

 

--------unity2017(2017/07/30日時点の最新版)の画面遷移--------

using UnityEngine.SceneManagement;

SceneManager.LoadScene(SceneManager.GetActiveScene().name);

 ------------------------------------------------------------------------

 

 

私はmac版のVisual Studioでコーディングしましたが、使えない部分はVisual Studio側で打ち消し文字として(Scene.moveSchemeみたいな具合に)表示してもらえたので、分かりやすかったです。

 

 

全体的として本書は私にとっては難易度少し高めで、いい手応えを感じました。

俺はunity2Dを極めるんだ!という方におすすめしたい書籍です。